10項目でシンプルに分かるお葬式の流れ【仏式】

葬式会場のイメージ画像

告別式の流れだけ知りたいのに、それ以外の葬儀に関する情報もたくさん出てきて、頭が混乱してしまう方はいらっしゃいませんか?

この記事では、「仏式のお葬式(告別式)の流れ」だけにしぼって、分かりやすく説明します。

お葬式の流れを、頭の中でイメージしながらご理解いただけますので、早速ご覧ください。

 

1. はじめに・注意点

墓地・埋葬などに関する法律に基づき、ご遺体は医師が書いた死亡診断書の死亡時刻から、24時間を経過しないと火葬は出来ません。

葬儀屋との打ち合わせの際にも担当者から確認されると思いますが、お葬式を終えて火葬場へ向かう出棺の儀の時刻と、故人の死亡時刻についても、24時間以上たっているかどうか、あらかじめチェックしておきましょう。

また、ご遺族の側で、お葬式を〇時から執り行いたいと希望があっても、お坊様のご都合によって、希望時刻にお葬式を行えない事もあります。

お坊様が他の葬儀に出向かれる可能性なども頭に入れた上で、流れを決める打ち合わせの時点から、葬儀屋・お寺様とよく話し合っておくべきだと思います。

 

2. 受付け

お葬式が催される時刻のおよそ三十分前から、ご近所の方に受付けに立ってお手伝いをして頂きます。

お通夜と同様、一般の参列者(会葬者・かいそうしゃ)の方から頂く香典と引き換えに、受付けの席で香典返しをご近所の方々から、参列者の方へお渡しして貰いましょう。

お葬式は決められた時刻になりましたら、速やかに始まります。
お葬式はおごこそかな催しですので、葬儀を執り行う方も参加する方も、時間厳守の流れをしっかりと頭に入れておきましょう。

3. お坊様のお経・お説教

遺族・参列者は焼香をする

通常のお葬式の流れでは、お坊様によるお経は30分程です。ただ、宗派によってお経を読む時間は変わってきます。

ここで大切なのは、焼香の順序がお通夜の流れと正反対になる事です。

 

ポイント

・お通夜の焼香は弔問客からはじめる

・告別式の焼香は遺族側からはじめる

 

お坊様のお経が始まりましたら、お葬式の司会者の声がけによって、ご遺族から焼香を促されるでしょう。

ご遺族に続いて、血縁の濃い順に親戚や近親者から焼香を済ませていき、その後に一般の参列者の焼香となります。

ちょっとした事ですが、お葬式の流れでつまずかないよう、焼香の順序も注意しておいて下さい。

 

4. 弔電が読まれる

喪主はお坊様へお布施を渡す

お坊様のお経・お説教が終われば、弔電の読み上げに流れは移ります。

その際、喪主はお葬式の場から席を外して、お坊様の控室へ行き、謝辞(しゃじ・感謝の意をあらわすこと)を伝えて、お布施(お礼)を手渡します。

宗派やお寺様によっては、お葬式が終わって数日経ってから、請求書が自宅へ届く場合もあります。

あくまで、お経後にお坊様の控室でお布施を渡す流れは、一般的な例だと覚えておいて下さい。

 

5. 喪主の挨拶

お葬式の参列者へ向けて、故人のために会場まで足を運んで下さったお礼を、喪主は挨拶によって伝えます。

6. 出棺の儀

一般参列者はお見送り後に帰宅

ほどなくして、「出棺へ移りますので、ご準備の方お願いします」と、お葬式の司会者から行動を促されるでしょう。

故人の遺体を乗せた棺が霊柩車まで運ばれ、霊柩車が会場を後にするまで、一班の葬列者の方々が会場の出口で故人を見送るのが出棺の儀の流れです。

ご遺族や、故人と特別に親しい者は火葬場へ行きますが、一般の参列者は出棺の儀が終われば帰路へ着きます。

7. お経・焼き上げ・お骨拾い

ご遺族・近親者は火葬場へ行く

火葬場では、ご遺族を中心に故人と最後のお別れをします。お花や故人の愛用品を棺に入れて見送りの準備とします。

ご遺体の焼き上げの前に、一緒に火葬場まで来られたお坊様が、お経を読んで下さいます。

焼き上げには一定の時間を要します。
一度葬儀会場へ戻ったり、会場へ戻らずに火葬場で軽食を摂ったり…地域によって焼き上げの間の過ごし方は違うようです。

焼き上げが終われば、お骨拾いを行い、骨壺へ骨をおさめていきます。

8. お骨上げのお経・初七日法要

通常は、火葬場での予定が終わり次第、再びお葬式の会場に戻り、お坊様によってお骨上げのお経を読んで頂きます。

地域や宗派によっては、お骨上げのお経と一緒に、初七日法要も済ませてしまいます。

9. 会食

ご近所のお手伝いの方は火葬場まで行かず、食事のお膳などを葬儀会場で準備してくれています。

会食の時は、お手伝いして下さったご近所の方々の労をねぎらうため、ご遺族は積極的にお酒やお食事を勧めてお礼を伝えましょう。

10.  片づけ

故人が亡くなってから、お通夜・告別式の流れを決める段取り、葬儀本番と、慌ただしく続いてきた流れもようやく一区切りとなります。

葬儀会場の片づけは、葬儀屋へ頼んでいる場合はスタッフさん達が行ってくれますが、喪主や遺族も帰宅する前に、大切な忘れ物がないかどうかチェックしましょう。

片づけの最中に、葬儀屋の担当者の方に、葬儀費用の請求書がいつ頃とどくのか確認しておいても良いかもしれません。

また、帰宅後も喪主や遺族は行うことがあります。

 

葬儀後に行う主な事柄

・葬儀の収支計算

・菩提を弔う納骨

・その後に予定される法要の段取り

など

 

やるべき事は色々とありますが、休息をしっかりとって次にとるべき行動へ目を移していきましょう。

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